pipinu-blog

転勤族・40代子育て主婦の日常

 本サイトはプロモーションが含まれています

子ども同士のトラブル!!担任の先生への伝え方

こんにちは、ぴぴーぬです。保育園(幼稚園)でのトラブルが起きた時、そのまま様子を見るか、担任の先生に伝えるか迷いますよね。

我が家では、園でトラブルであった時は、担任の先生を通して園側に伝えることにしていました。というのも、うちの息子は、何かトラブルがあった時、自分から先生やお友だちに気持ちを伝えるのが苦手だったからです。

担任の先生も、たくさんの子どもたちを見ている中で、些細なトラブルにまで気を配るのは不可能です。

今回は、子ども同士のトラブルの際、私が行なっていた「担任の先生への伝え方」を書いていきます。

 

担任の先生への伝え方

翌日までに伝える

このことは、以前通っていた保育園の担任の先生に教えていただきました。

「お子さんに何かトラブルがあったと感じた時は、些細なことでも、すぐに教えて下さい。子どもはすぐに忘れてしまうので、時間が空くと事実確認が取りづらくなります。」

ベストなタイミングはその日の内なのですが、ウチの息子は、園から帰宅後に話をしてくるので、しっかり話を聞いてから、翌日中には伝える様に心がけていました。

幸い、週末にかかった事は無いのですが、その時は電話を一報入れておき、改めて週初めに、その時までに分かっていることを担任の先生に伝えると良いと思います。

必ず手紙で伝える

伝える時は、口頭ではなく、必ず手紙で渡していました。理由は3つあります。

  • 口頭だけで伝えると内容が伝わりにくい
  • 伝えた事実を残せる
  • 文章にまとめる作業をすることで、トラブルを客観的に捉えることができる

私の場合、渡す手紙は主にパソコンで作成していたので、データを保存していました。

手書きの場合は、コピーを取るか写真に撮って保存しておくと良いです。

なぜかというと、園からの回答があった際に、自分が何を伝えていたかを見返すことができるからです。

 

担任の先生に伝える理由

放置すると登園拒否に繋がる場合も

例えば、我が子がからかわれていたとして、「気にしなければいい」や、「嫌と言いなさい」と諭すだけでは、解決には繋がりにくいです。

「気になる」し、「嫌と言えない」から困って親に話してきているのだと思います。

親からすると些細なことでも、子どもにとっては一日の大半を園で過ごすことになるので大問題です。

嫌なことが続けば登園拒否に繋がることもあります。ウチの息子は、何かあるとすぐに登園を渋っていました。

子どもから聞いている話と事実が異なることもある

我が子から「今日、お友だちに意地悪された」なんて聞くと、ビックリするし、親としては、ちょっとムッとしますよね。でも、その事を担任の先生に伝えると、意地悪した子に悪意がなかったりするのです。

「何気なく」や、「良かれと思ってやった」結果、我が子にとっては「嫌なことだった」ということもあります。

担任の先生に伝えると、先生は双方の言い分を聞いてくれます。お互いの気持ちを知ることで誤解が解けて、お友だちとの仲が深まったり、親自身も「相手の子は、そんな気持ちでしていたんだな」と知ることが出来ます。ムッとしたりしてごめんね(T_T)

 

体験談

ここで、実際に我が家に起こったトラブルを1つご紹介します。

お友だちに「死ねよ!」と言われてしまった事件

【経緯】

息子が園の教室でブロック遊びをしていると、クラスのお友だちが近づいて来て、息子に向かって「死ねよ!」と言ってきたそうです。息子はビックリしながらも、「そんなこと言うのやめて!」と言い返したらしいのですが、何度も「死ねよ」と言ってきたそうです。

園から帰宅して、息子はその事を伝えてきました。「僕は何も悪い事してないのに、どうしてそんなヒドイことを言われるの?」と、とても傷ついた様子でした。

夫と相談し、担任の先生に息子が傷ついているという事と、本人が気付いていないだけで、相手のお友だちに何かしている可能性もあるので、まず事実確認をして欲しいという内容のお手紙を書きました。手紙は翌朝、担任の先生に渡しました。

【担任の回答】

手紙を渡した日の昼くらいに、担任の先生から電話をもらって、「説明したいので少し早めに来て欲しい」と言われ、指定の時間に園を訪問しました。

先生からの説明は、次の通りでした。

息子に暴言を言ってしまったお友だちは、最近ゲーム実況の動画が好きで、その中で「死ねよ!」という言葉を聞いて、「面白いな」と思ったそうです。なので、その「面白い言葉を使ってみた」というのが真相でした。

でも、言葉が言葉だけに見過ごせないとのことで、息子とお友だち、先生と私の4人で話をしました。その言葉は人を傷付けるヒドイ言葉だということを、息子にもお友だちにもしっかり伝えてこの事件は解決となりました。

【この事件での気づき】

子どもは、あまり深い意味もなく残酷な言葉を使うこともあるんですよね。その子が悪いというよりは、今回はたまたま、言ったのがお友だち、言われたのが息子だっただけではないのかなと思いました。

大人の話す言葉は、子どもに大きく影響することも実感しました。気を付けなくてはいけませんね。

担任の先生もしっかり対応してくださり、息子もお友だちも学びを得るいい機会になったと思います。その後、わだかまりが残ることもなく、2人はとても仲良しでした(*^^*)

伝えなければ先生も気づかなかったと話されていたので、伝えてよかったなと感じたエピソードです。

 

手紙に盛り込む内容について

宛名と日付、名前を記載する

日頃からお手紙で連絡を取ることも多いため、「◯組〇〇先生へ」といつも通りに書くと、重要度が伝わりにくいので、宛名は「〇〇保育園(幼稚園)、◯組担任〇〇先生へ」と、省略せずにキチンと書くようにしていました。

日付は202◯年◯月◯日、名前の欄は、子どもの名前か、親の名前で書いていました。

パソコンで作った手紙であれば、「データで残っているよ」と園側にアピールできます。

日頃お世話になっていることへの感謝の気持ちを書く

まずは、いつも本当にお世話になっているので、そのことに対する感謝の気持ちを伝えます。

そうすることで、クレームを入れるためではなく、トラブルに対処して欲しいのだという意図も伝わりやすくなると思います。

子どもから聞いた事実をそのまま書く

子どもが嫌な思いをしたと知ったら、親としては気持ちが揺さぶられますよね。

でも、ここでは「息子が園の教室でブロック遊びをしていると、クラスのお友だちが近づいて来て、息子に向かって『死ねよ!』と言ってきたそうです。」というように、親の主観や予想は入れずに、子どもから聞いたままの事実だけを書きます。

子どもの様子を書く

今回のトラブルを受けての、子どもの状態を伝えます。

例えば「困惑している」だったり、「食欲が無くなっている」、「泣いている」など、気付いたことを書いておきます。

そして、「園の方でも何か変わった様子があればお知らせください」とお願いします。すると、手紙を渡して以降の様子なども教えてもらいやすいです。

一方からの話だけなので、実際はどうなのか事実確認をして欲しいとお願いする

子ども経由でトラブルを知ると、情報が偏ってしまいます。

実際はどうなのか事実確認をしてもらうことで、親としてどのように対応するべきかを考えることができます。

 

園の対応を待つ

この対応を取れば、たいていその日の内に担任の先生(園側)から何かしらの返答があります。

我が家は保育園と幼稚園どちらも経験していますが、担任の先生(園側)の対応は、双方から話を聞いた上で、当事者同士でも意見交換をさせていました。

まれに対応してくれない園もあるかと思います。その場合は、何度も問い合わせて対応を求めることをおすすめします。

トラブルや相談事に対する対応で、誠実に向き合ってくれる園なのかを図る指標となります。

誠実に対応してくれない場合は、私なら転園を検討します。以前そのような園に通わせていましたが、息子はすぐに登園拒否になり、結局2ヶ月で退園に追い込まれました。

 

まとめ

今回は、子ども同士のトラブル!!担任の先生への伝え方について書いてきました。

  • 翌日までに伝える
  • 必ず手紙で伝える

担任の先生もお忙しいので、伝えていいものか迷うこともあるかもしれません。でも、トラブルを伝え、解決していく過程で、子どもにも大人にも大きな学びがあり、関係性がより良いものになっていきます。

伝える時は、感謝の気持ちを持って、フラットな気持ちで望めば、良い方向に向かっていくと思いますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました(^^)