こんにちは、ぴぴーぬです。我が家の長男は今年の春から小学校1年生です。入学式も無事終わり、学校生活が始まりました。学校から帰ってくるまで、「大丈夫かなー」と母はソワソワしながら待っています。そして長男は、とっっっても繊細な子どもです。
今回は、繊細な我が子が小学校に慣れるために、親としてできることを考え、実践しましたので、それをお伝えしたいと思います。
繊細な我が子が小学校に慣れるために、親としてできること
入学後早い段階で担任の先生と面談し、特徴をまとめた資料を渡す
子どもが学校生活を送っていく上で大切なことは、本人が躓きを感じた時に早く気付いて先生と情報を共有し、問題を解決していくことだと思います。そのために、事前に伝えられることは伝えておきたいというのが私の考えです。
伝え方は、まず面談をしたいとの意向を担任の先生に伝えて、本人の性格や、出来ること・苦手なこと、配慮をお願いしたい場面をA4の紙1枚にまとめておきました。面談当日は、その資料を基に話を進めました。ウチの長男の場合は、怖がりだったり、完璧主義が過ぎるところがあるので、他の子と同じように指導をしてもらい、失敗したり出来ない時は、「大丈夫だよ」と少し気持ちに寄り添ってほしいということをお願いしました。先生からは「最初に言ってもらっておいてよかったです。なにかあれば情報を共有しながらすすめていきましょう」と言ってもらえました。
本人に「担任の先生に苦手なことは言っているよ」と伝える
担任の先生と面談するということは事前に本人に伝え、伝える内容も大まかに話しておきました。面談後は実際にどのような話をしたかを説明し、「苦手なことは先生に言っている」ということを知ってもらいました。そのうえで「何かあったら、どんなことでもお母さんかお父さんに話してね」と伝えました。
周りの大人が知ってくれているというのは、本人にとっての大きな安心材料になります。
保育園で登園拒否になった苦い思い出
我が家の長男は、小さな頃からとっっっっても繊細な子です。自分を取り巻く全てが怖いのではないかと見ていて心配になるくらい・・・。
そんな長男は2歳の時に初めて保育園に通い始めたのですが、すぐに登園拒否になり、結局2ヶ月で退園しました。原因は担任の先生が長男の性格を考慮せず、キツく叱ったり、無理強いをしたことでした。入園前に長男が繊細な性格であることは伝えていたものの、入園後はほとんど先生とコミュニケーションが取れず、辛い思いをさせてしまいました。その記憶は今も長男の中にあり、時々「もうあの先生に会うことはない?」と不安そうに聞いてきます。本当に申し訳ないことをしました。
その様な苦い経験もあって、転勤に伴う転園の時等、環境が変わる際には、長男の特徴や苦手なこと、要望はしっかりと伝えるようになりました。そして何かあればお手紙を書いたり、先生とお話する時間を作って頂いて、積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。先生方は、たくさんの子どもさんに目を配らなければならないので、あちらからコミュニケーションを取るのは難しだろうと思います。「先生も忙しいのに」と気が引ける時もありますが、時間を作ってくださることに感謝の気持ちを持ってコミュニケーションを図るようにしています。
学校側に伝えることで得られるメリット
子ども自身の安心感につながる
上記の内容と重複するのですが、自分の苦手なことを周りに知ってもらっているという状況は、本人からすると安心感を得られます。また、「親も先生も自分のことを大切に思ってくれている」と感じることで自己重要感も高まります。
担任の先生にもこんな感じの子なんだなと印象づけができる
担任の先生も、受け持ったばかりで30名弱の子どもたちの特性を知ることはできません。なので、あらかじめ伝えておくことで「こんな感じの子なんだな」と、なんとなくでも印象づけることができます。知っておいてもらうことで防げるトラブルもあると思うので、「お忙しい中すみません」と思いながらも伝えるようにしています。
最初に伝えることで担任の先生と今後のコミュニケーションが取りやすくなる
最初に子どもについての情報を共有することで、ささいな事でもお互いに話がしやすくなります。話す回数が増えると、お互いの理解が深まり、信頼関係も築きやすいです。小さな躓きも、大きなトラブルになる前に対処がしやすくなります。
集団の場は肉体的・精神的に成長できるチャンス!!
幼稚園や小学校の様に、同年齢の子ども同士で長い時間を過ごすことは、とても大切なことだと思います。家庭で出来なかったことが、お友だちの影響で出来るようになったりします。また、親ではない大人から色々と指導を受けることで、社会の仕組みを学んでいけます。
どうしても本人が不安なところはサポートをし、あとは集団の場で伸び伸びと成長していって欲しいなと願っています。
まとめ
今回は、「繊細な我が子が小学校に慣れるために、親ができること」についてお伝えしてきました。
1.入学後早い段階で担任の先生と面談し、特徴をまとめた資料を渡す
2.本人に「担任の先生に苦手なことは言っているよ」と伝える
まだ小学校は始まったばかりです。心配事は尽きませんが、親子でゆっくり成長していきたいです。また、私も学校側に頼るだけだなく、イベントのお手伝い等、貢献できるところは積極的にしていこうと思っています。
少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました♪